Medical checkup for women
婦人科検診
(乳がん検診、子宮頸がん検診)
〒682-0024 鳥取県 倉吉市伊木215-3

厚生労働省が指針で定める検診内容

検診の種類 対象者 受診間隔 検診項目
乳がん検診 40歳以上 2年に1回 問診及び乳房X線検査(マンモグラフィ)
子宮頸がん検診 20歳以上 2年に1回 問診、視診、子宮頸部の細胞診及び内診

女性特有のがん

 日本人女性が一生のうちにがんと診断される確率は2人に1人(51.2%)です。女性のがん罹患率第1位は乳がんで、生涯で9人に1人が乳がんと診断されます。子宮がんは第5位です。女性に特有のがんは若年化が進み、20~40歳代で発症するケースが急増しています。20代後半から50代前半までの働き盛りの世代では、女性のがん罹患率が男性を上回っています。

出典:

国立がん研究センターがん情報サービス 最新がん統計:[国立がん研究センター がん統計](gamjoho.jp) https://ganjoho.jp/statistics/stat/summary.html#ancor2

国立がん研究センターがん情報サービス 最新がん統計:[国立がん研究センター がん統計](gamjoho.jp) 累積罹患リスク(データベース)

国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録)

乳がんとは

 乳がんは、乳房の乳腺組織(母乳を作る組織)にできるがんです。乳がんの発生には、女性ホルモンのエストロゲンが深く関わっていることが知られています。エストロゲンを含む経口避妊薬の服用、閉経後の長期のホルモン補充療法は、乳がんが発生するリスクを高めることがわかっています、また、初経年齢が低い、閉経年齢が高い、出産経験がない、初産年齢が高い、授乳経験がないなどが、乳がんを発生するリスクを高めると考えられています。※

 乳がんは20歳代から徐々に増え始め、40歳代後半から50歳代にピークを迎えますが、30歳代に急激に増加します。マンモグラフィー検査により、早期発見が可能です。

※ 国立がん研究センターがん情報サービス がんの冊子 各種がんシリーズ 乳がん(144.pdf(ganjoho.jp))より引用

乳がん検診の流れ

<乳がん検診(マンモグラフィ)>

※ ご予約は、予約フォームまたはお電話にてお取りください

当日

  1. 1. 受付
  2. 2. 問診
  3. 3. 着替え
  4. 4. 撮影

    ・年齢に応じて、計2~4枚撮影します。受けられる検査の種類により、撮影枚数が異なる場合がございます。

    ・検査時間は、着替えを入れて10分ほどです。

  5. 5. 確認
  6. 6. 着替え
  7. 7. 検査終了
! 注意事項

・妊娠中、または妊娠の可能性がある方は検査を受けて頂くことはできません。

・ペースメーカー、除細動器、シャント/ポートを装着されている方は検査を受けて頂くことはできません。

※4.撮影については女性技師が行います。

子宮がんとは

 子宮がんは、子宮体部にできる「子宮体がん」と、子宮頸部にできる「子宮頸がん」に分類されます。

 子宮体がんは、エストロゲンという女性ホルモンの刺激が長時間続くことが原因で発生する場合と、エストロゲンとは関係ない原因で発生する場合があります。エストロゲンが関係していると考えられる原因には、出産経験がないこと、閉経が遅いこと、肥満、エストロゲンを産生する腫瘍があげられます。※1

 子宮頸がんの発生には、その多くにヒトパピローマウイルス(HPV:Human Papillomavirus)の感染が関連しています。しかし、多くの場合、感染しても免疫によって排除されます。HPVが排除されずに感染が続くと、一部に子宮頸がんの前がん病変や、子宮頸がんが発生すると考えられています。※2

※1 国立がん研究センターがん情報サービス がんの冊子 各種がんシリーズ 子宮体がん(143.pdf(ganjoho.jp))より引用

※2 国立がん研究センターがん情報サービス 子宮頸がん 予防・検診 より引用

原因

  • ・HPV(ヒトパピローマウイルス)
  • ・エストロゲン(女性ホルモン)
  • ・家族歴

対策

  • ・HPVワクチン
  • ・子宮がん検診

子宮の入り口である子宮頸部にできる子宮頸がんと、その上部の子宮体部にできる子宮体がんがあります。子宮体がんは、子宮内膜がんとも呼ばれます、どちらも20歳代から増え始め、前者は50歳代にピークを迎えます。子宮頸がんは、定期的な検診により、がんになる前の状態の早期発見が可能です、そのため、2年に1度の受診を推奨します。

子宮頸がん検診の流れ

<子宮頸がん検診(子宮頸部細胞診・経腟超音波)>

※ ご予約は、予約フォームまたはお電話にてお取りください

当日

  1. 1. 受付
  2. 2. 問診
  3. 3. 着替え
  4. 4. 検査

    ・視診(子宮頸部の異常を調べます)

    ・細胞診(細胞を少量採取して検査をします)

    ・経腟超音波(子宮・卵巣などを超音波画像で観察します)

  5. 5. 着替え
  6. 6. 検査終了
! 注意事項

・妊娠中、または妊娠の可能性がある方は検査を受けて頂くことはできません。

・子宮・卵巣の病気の治療中の場合、検査をお断りすることがございます。

・月経中は検査を受けていただくことはできません。

費用

市町村のがん検診受診券

<例:倉吉市>

対象者 自己負担金

乳がん検診

(2年に1回)

40~69歳の女性

1,600円

70歳以上の女性

800円

子宮頸がん検診

(2年に1回)

20~69歳

1,600円

70歳以上の女性

5,000円

全国健康保険協会(協会けんぽ)

対象者 自己負担金

子宮頸がん検診(単独)

40~69歳の

偶数年齢の女性

970円

乳がん検診

(一般検診にプラス)

40~48歳の

偶数年齢の女性

1,574円

50~74歳の

偶数年齢の女性

1,013円

子宮頸がん検診

(一般検診にプラス)

36~74歳の

偶数年齢の女性

970円

人間ドックオプション(自費)

乳がん検診(マンモグラフィ)

5,000円

子宮頸がん検診

(子宮頸部細胞診、経腟超音波)

8,000円

人間ドッグ 42,000円~ (エッセンシャルコース37,000円+オプションマンモグラフィ5,000円)

クリニックについて

当クリニックでは、がんの早期発見を目的として、乳がん検診、子宮頸がん検診を行っております。乳がん検診は40歳以上の女性、子宮頸がん検診は20歳以上の女性が対象となり、2年に1度の定期的ながん検診が推奨されています。

市町村のがん検診受診券もご利用いただけます。

POINT
  1. 1 女性技師によるマンモグラフィ

    女性技師がマンモグラフィを担当しますので、安心してご来院ください。

    当院では、最新式の高画質なマンモグラフィを採用しています。

  2. 2 充実のメニュー

    人間ドックに追加できる女性オプションをご用意しております。

    一般的な健康診断やがん検診にプラスすることで、がんの早期発見や健康寿命延伸を期待できます。

  3. 3 待ち時間も快適

    広々としたラウンジで、心地よいお時間をお過ごしいただけます。

よくあるご質問

マンモグラフィは痛いですか?

マンモグラフィ検査では、乳房を圧迫し薄く伸ばすことでがんが見つけやすくなります。そのため、痛みを感じる方もいらっしゃいます。また、月経前や月経中は乳房の張りにより痛みを強く感じることがございます。痛みを軽減するために、月経後の検診をおすすめします。女性技師が担当しますので、つらいときはお伝えください。

当クリニックでは、乳がんの早期発見を目指し、高画質で検査時の痛みに配慮した機構を搭載した最新式の装置を採用しています。

持ち物を教えてください。

保険証と、子宮頸がん検診を受けられる方はお薬手帳もお持ちください。

また、市町村のがん検診でいらっしゃる方は、市町村より届いた受診券を持参してください。

検診は誰でも受けられますか?

以下の方は検診を受けていただくことはできません。

(乳がん)

・妊娠中、または妊娠の可能性のある方

・ペースメーカー、除細動器、シャント/ボート装着の方

・胸の手術(豊胸術、乳房全摘出後)をされた方

また、授乳中の方は、マンモグラフィでは病変の有無を判断しづらい場合があります。

(子宮頸がん)

・妊娠中、または妊娠の可能性のある方

・月経中の方

また、子宮、卵巣の病気の治療中の場合、検査をお断りする場合がございます。

・症状のある方(しこりがある、不正出欠があるなど)は受けて頂くことはできません。

どのような服装で行けば良いですか?

ワンピースやサロペットは避け、上下がわかれた服装でお越しください。

また、アクセサリーの着用はお控えください。

診療時間
定休日:日曜日・祝日
診療時間
8:30-12:30
16:00-18:00
〒682-0024 鳥取県 倉吉市伊木215-3

クリニック公式ラインはこちら。ご予約も可能です!
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