血液に入った糖は腎臓で濾されて、尿細管で再吸収されるのが通常です。カナグルはこの工程のうち糖が再吸収されないように働きかけます。再吸収されなかった糖は尿と一緒に排出されるので、運動をしなくても、1日あたり400キロカロリーのエネルギーを使ったことになります。適度な浸透圧利尿効果もあるため、体がむくみにくくなります。

・1日1回、朝食前又は朝食後に服用します

比較的低血糖が起きにくい薬剤ですが、手のふるえ、冷や汗、などの低血糖症状にご注意ください。利尿作用があるため、脱水症状、頻尿、膀胱炎なども注意ください。

低血糖の症状が現れ始めたらジュースなどの糖質を含むものをすぐに摂るようにしましょう。

脱水症状を予防するためにも適度な水分補給を心がけてください。

次の項目に当てはまる方には処方できません。

・重い感染症にかかっている方

・１ヶ月以内に手術を受けられた方

・手術のご予定のある方

・大きな怪我をされている方

リベルサスを服用すると、脳の視床下部の食欲に関係する部位に作用し、食欲が抑えられるほか、胃腸の動きを緩やかにすることで食べた物をゆっくりと消化するため、通常よりも少ない食事の量で、満腹感を感じられます。さらに、内臓脂肪の燃焼効果も期待できるため、無理なくスリムな体形を目指すことが可能です。

・1日1回、起床後の空腹時に服用

・120ml以下の水で飲みます

・服用後30分間は、食事・水分の摂取は控えましょう

・リベルサスには、3㎎、7㎎、14㎎の3種類がありますが、初めは低用量の3㎎から飲み始めます。

使い始めの時期に嘔吐、吐き気、下痢、胸やけ、めまい、低血糖、味覚異常、消化不良などが報告されています。軽い副作用なら、内服を継続していくうちに軽くなる場合もございます。

そのためリベルサスを低用量で試しながら徐々に投与量を調整することが一般的です。

妊娠中・授乳中の方はお控えください。

膵炎や胃腸障害の症状・既往歴がある方、過度のアルコール摂取や副腎機能不全など低血糖の恐れがある方への処方は出来かねます。

また、リベルサスは小児を対象とした臨床試験を行っていないため、小児への使用はおすすめできません。

GIPとGLP-1の両方を刺激することで、今までのGLP-1受容体作動薬単剤よりも強い食欲抑制効果が期待されます。これらのホルモンは、インスリン分泌不全を改善させることで血糖値を改善させますが、食欲を減退させる効果も持ち合わせています。

・1週間に1回、なるべく同じ曜日の同じ時間に自己注射を行いましょう

・お腹（腹部）や太もも（大腿部）に注射します

・1本が1回分使い切りの注射剤で、注入器には1回分の薬剤があらかじめ充填されています。

主な副作用として、吐き気、嘔吐、下痢、便秘、腹痛、消化不良、食欲減退などが報告されています。

異常が認められたら中止する副作用として、急性膵炎が報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師に相談してください。

薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある方や妊娠中・授乳中の方はお控えください。

膵炎や胃腸障害の症状・既往歴がある方、過度のアルコール摂取や副腎機能不全など低血糖の恐れがある方は医師にご相談ください。

GLP−1受容体作動薬はインスリンの分泌を促すため、ブドウ糖を取り込んで血糖値を下げる効果だけでなく、空腹感を抑制して、満腹感を持続させます。結果として食事量が減り、体重減少に繋がります。また、脂肪に働きかけ、エネルギー代謝をあげたり、肝臓に働きかけて肝脂肪を削減したりします。免疫系や腎臓にも有益に働くことで余分な水分、塩分を排出させ、自己免疫力を高める効果もあります。GLP−1受容体作動薬は体内の血糖値が高い時にだけ反応し、使い続けることで効果が減少するといったデメリットもないため、安全で持続的な効果が望める薬です。

・1週間でスタートするタイミングは朝一がおすすめです。

・開始用量については、医師の診察で決定します。

・ほとんどの方は0.25～0.5mg十分効果を実感できることが多いです。

・継続する事によってよりスリムな体形を維持する事が可能となります。

使い始めの時期に胃のむかつき・便秘・嘔吐・下痢・食欲減退が出やすいようですが、多くの方が時間の経過と共に改善されています。稀な副作用もありますので、異常を感じた際は速やかにクリニックに相談してください。

妊娠中・授乳中の方はお控えください。

膵炎や胃腸障害の症状・既往歴がある方、過度のアルコール摂取や副腎機能不全など低血糖の恐れがある方は医師にご相談ください。

また、オゼンピックは小児を対象とした臨床試験を行っていないため、小児への使用はおすすめできません。